急にご逝去されたお父様のご葬儀からの流れで、返礼品やお位牌、四十九日法要についてご相談いただき、喪主であるお母様のお自宅で、故人のご子息、お嬢様を含めて、ご家族揃われたかたちで、お打ち合わせをさせていだきました。

ご訪問した際に、お母様から「膝が悪くて椅子に座ったままでごめんなさいね」とのお言葉を頂きました。

ご相続なども含めお父様のご逝去に伴って、ご家族はあらゆる事を考えて対処していかなくてはならず、改めて、ご家族のライフステージの大きな変化のお手伝いをさせていただいていることを実感しました。

一通りのお打ち合わせが終わり少し場が和んだところでお母様の体調の話題となり、息子さん達から「一人で住まわせるのは心配」との声。
もともと社交的なお母様は将来的には施設でたくさんの人と交流してにぎやかに過ごしたいという想いを持っていらっしゃったこともあり、私どもで施設のご紹介をさせていただくことになりました。

結果として、お母様の住み替え、施設入居にあわせて、空き家となるご実家の売却やお荷物のお片付けなどもお任せいただくことになりました。

ライフエンディングに関する総合的なサポートを担わせて頂いている「東急のライフエンディングサポート」らしいワンストップなお手伝いをさせていただくことで、ご家族のご不安な気持ちを軽減することにお役にたてたと感じ、嬉しく感じました。

「こうしたことは本当はもっと早くから考えたり、相談しておけば良かったわね」という声もあり、ご本人のご希望が分からないなかで残された家族に委ねるのは時に大きな負担になりますので、考えを伝えたり相談しておくことで本人がいなくなって悲しみにくれる家族や大切な人の心労を少しでも軽くすることができると感じました。

私どもとしても、早目にご検討されたり、ご相談して頂けるような提案をしていければと感じました。