元東京都知事の石原慎太郎さんのお別れの会を、東急ラヴィエールでお手伝いさせていただきました。
当日は弟の裕次郎さんも天国から会いにいらっしゃったのかという雨模様。そんな中、約5,000名の参列者が石原慎太郎さんとの最後のお別れに訪れました。
我々が石原家のご兄弟と初めてお会いしたのが、3月中旬。会場内の展示・祭壇を担当された四男の延啓さんには、お打ち合わせのたびに想いを伺っており、会場に故人の書斎を再現するために慎太郎さんの私物を運び込む際には、自然とスタッフ総出でお手伝いさせていただきました。
祭壇は、慎太郎さんがこよなく愛した「湘南の海と空」をイメージした白と青を基調とし、両側には故人所有のヨットのセールが飾られました。

献花の様子

再現された慎太郎さんの書斎

慎太郎さんが描いた絵画

出版された書籍の表紙

湘南の海と空をイメージした祭壇
お別れの会の直前には、全体演出を担当された次男の良純さんから「本日は参列して頂く方が主役、その方々に楽しんで頂く為にも、スタッフ全員も楽しもう」と言う挨拶をいただき、チームの一体感が醸成されたことがとても印象に残っています。
ご兄弟の想いが通じたのか、参列された皆さまが思い思いにお写真を撮られる自由なお別れの会となりました。
担当スタッフより
お別れの会終了後には、ご兄弟から「このチームでなければ、この様な素晴らしく満足の行くお別れの会にはならなかったと思う」との労いの言葉を頂き、改めて、お客様のご希望を素直に叶える事の喜びと、それが当たり前でなければならない事の責任を感じることができたお別れの会となりました。